コラム
メガホンの正しい使い方
2011.6.8
メガホンを左右に振りながら話している人をよく見かけます。
でもメガホンは、向いていない方向ではよく聞こえません。
なので、話しの途中でメガホンの向きを変えると、声が聞こえる状態と聞こえない状態が繰り返されます。
これは、結局、"みんな"が話の内容が"分からない"という結果につながります。
左右に広がっている多くの人にメガホンで拡声する時は、左・右や左・中・右のようにエリアを分けて、エリア毎に一文まるごと拡声しましょう。
同じことを何度か話すことになりますが、きちんと伝えるためには必要なことです。
手間を惜しまず実践してみてください。
ちなみに上の写真は、1954年(昭和29年)に日本の東亞特殊電機(株)[現在のTOA(株)]が開発した、世界初の電気メガホンEM-202です。(TOA社HPより)
電気メガホンって日本の企業が開発した製品なんです。知ってましたか?
13.7.29追記:
厳密には、紙やプラスチックでできた円錐形の筒状のものを「メガホン」といい、電気を使用したものは「電気メガホン」や「トランジスタメガホン」と言います。
TOA社が世界で初めて開発したのは"電気式"のメガホンです。
上記使い方における注意点は、どちらのメガホンにも共通の内容です。
以上、補足・追記いたします。
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